家電量販店等接客編

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プリンタ販売合戦は楽しい

第一章

印字サンプルでも書きましたが、12月は最もプリンタの売れるシーズンです。

私の仕事は回線販売なので、どのメーカのプリンタが売れようが売れまいが自分の成績などには一切関係ありませんが、2010年現在、国内の家庭用プリンタメーカ別シェアはC社とE社がほぼ二分している状態です。

ところで、私はパソコンやネットワークについては専門店と同等レベルかそれ以上の知識を持っていますが、プリンタについても結構詳しいです。

私の接客スタンスは、「まずお客様のご要望をヒアリング(=うまく聞き出すこと)して、それを実現させるための最適な商品やその使い方をご提案する」というものです。

もちろん、これはプリンタに限ったことではなく、パソコンやインターネットの料金プランについても同じ事が言えます。

ですから、例えば「無線ルータは無いけれど、パソコンと直接(アドホックモードで)無線LANで接続したい」というヒアリング結果であればE社のプリンタの該当機種をご案内しますし、「フィルムスキャンの機能がある複合機が欲しい」というお客様にはC社プリンタの該当機種をご案内します。
※くどいようですが、2011年現在の各メーカ機種での話です。

でも、ヒアリングの結果“どちらをお勧めしても構わない”という場合も結構あります。

その場合、デザインなどお客様の好みにもよりますが、どちらをお勧めするかは私の思うがままです。

・・・で、私はカメラメーカとしてはC社のファンですが、プリンタメーカとしてはE社のファンなのです。(いや、ファンではなくもう信者のレベルかも)

ヒアリングの結果どちらでも構わないと判断できるお客様に対しては、E社製プリンタをお勧めし、ほぼ100%の確率でお客様をそちらへ誘導することが出来ます。

ところで、店舗様側の都合によるいわゆる“大人の事情”という事で、「今週はC社(又はE社)プリンタがお勧めです」という情報が入る場合があります。

私は店舗様社員ではありませんので、それに従う義務は全然無いのですが、そこはやはり人情というもの。
※「売ってください」という依頼や、業務命令、又はそれに類するものではありません。あくまでもそういう“情報が入る”というものです。これもまた“大人の事情”というヤツです。判る人は判りますよね。

そんな時はほぼ100%の確率で店舗様推奨メーカのプリンタを販売出来ます。

第二章

デフォルトでE社のプリンタを販売する私ですが、前述の通り店舗様側から情報が入って来た時もそうですが、C社スタッフが店舗に入って来た時はC社プリンタをほぼ100%の確率で販売します。
※C社もE社も、原則的にスタッフは常駐ではありません。たまに訪問(ラウンド)して来て、数時間からまる一日いらっしゃる程度です。

C社スタッフの前でE社プリンタを推奨または販売して、何もわざわざ敵対する必要も無いからです。

もしも仮にE社とC社の間でディベートが行われたとして、私はE社の側に付きますが、いきなり立場交換(ディベートの教育・訓練ではよくあること)でC社の側に立ったなら、E社をかなり追い込むくらいの知識もあります。

まぁその自信は置いといて。

C社スタッフも人間ですから、食事もしますしトイレにも行きます。

その隙を突いてE社プリンタを売るのも、ゲーム的要素を含めた楽しみではありますね。

プリンタとは全然関係の無い、とあるメーカ系の販促スタッフがそんな私を見て「HIDEさん、あなた結構楽しんでやってるでしょ」って言って来ますが、まさにその通り。

結構楽しいです。

C社スタッフから見れば、店内でプリンタに一番詳しくて販売能力があるのは、店舗様社員ではなく私です。(これはE社スタッフから見ても同じ)

そして目の前で、店舗様社員を凌ぐ販売力で自社プリンタを販売していくものですから、結果的にC社やE社のスタッフに対する私の発言力も結構増して来ます。

本来はプリンタメーカ様から店舗様への納入台数計画は、E社スタッフと店舗様プリンタスタッフとが話し合って決めるものです(※)が、私のいる店では、実は本来部外者である筈の私が店舗様側の担当者として決めています(笑)
※これは店舗によって、決定の仕組みは全く異なります。店長が決定する場合もありますし、各店舗ごとではなく本部機構で一括決定する場合もあります。

単なる部外者でありながら、店舗様の少なくとも一製品(プリンタ)については私が牛耳っているというのは、何とも痛快な事にも思えます。

第三章

さらに余談ながら・・・

C社とE社は共に優れたメーカであり、世界的な規模で見ればE社はC社の足元にも及びませんが、日本国内とはいえE社の奮闘にはなかなか共感を覚えます。

E社は一眼カメラの技術・製品を持ってはいませんが、C社製(他社も含め)のカメラを最も美しく印刷出来るのは、実はE社製プリンタ(6色染料インクモデル)なのです。

これは、実際に印刷してみれば一目瞭然です。

C社製のプリンタは、例え自社製のカメラで撮影した画像であっても、妙に赤味を帯びて印刷されてしまう傾向があります。
※2010年現在の情報です。

カメラについてはC社・N社以外のメーカも確かに優れた技術を持ち合わせてはいますが、やはり何と言っても(一眼レフ市場に於いて)C社とN社が二大巨頭のメーカであり、私はC社製カメラのファン(とうか信者?)です。

人物撮影に得意なC社、風景写真に得意なN社、その違いを理解しつつ風景撮影を主にする私がC社ファンなのは、正直言って私にもうまく説明が出来ません。

ともかく、カメラについてはC社を、プリンタについてはE社を私はお勧めします。

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割り込んだ挙句に

私がお客様に対して接客していると、いきなり割り込んで来て「○○(店の人の名前)いる?」と聞いてくる人が。

見たところ60歳前後の人ですが、接客中に割り込んでくるとは、常識的に考えて有り得ない事です。

そこで、接客中のお客様に失礼の無い範囲で短く「申し訳ございません、○○は本日お休みを頂いております」と答え、接客中なので他の空いている担当者を探して頂くようお願いしました。

接客を終え、何時間か経った後に私の耳に入ってきたのですが、その割り込み客は私に対して「何で代わりの担当者を探し出して紹介するところまでやってくれないんだ!」と不平を鳴らし、「店長を呼べ!!」と騒ぎ出したそうです。

もちろん、店長にもそんな我侭を聞く筋合いはありません。

周囲の担当者からも忌み嫌われ、撃退されたそうですが。

その割り込み客がもしも最初から接客中のお客様の立場だったとして、私が割り込んできた人を優先し始めたら、それこそ「店長を呼べ!!」となるでしょう。

60歳前後にもなってそんな事も理解出来ないとは、情けない。

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店のパソコンで・・・

<ケース1>

店に展示してあるパソコンを1時間以上にわたって使い続け、何をやっているのかと確認したら、アダルトサイトや出会い系サイトばかり見ているお客様基地外が。

はじめはやんわりと注意すると一旦はその場を離れますが、10分位すると少し服装を変えてまた同じ事を繰り返す。

ちょっと服装を変えただけで、別人に変装したつもりか?(笑)

再度注意すると、「わかってますけど、もう少しだけお願いします」という。

目が虚ろという訳でもないし言葉ははっきりしゃべるので、一見普通の人間に見えてしまう。

店舗様側もおおらかなもので、「まぁしょうがないか」と言った風潮だったのが、さらにびっくり。

危機管理意識が無いという他ありません。

もしもその基地外が犯罪の隠れ蓑に店のパソコンを使ったら、犯罪の幇助になってしまう可能性も考えられます。

あるいは個人情報流出等に店のパソコンが使われたら、被害者に対してどう言い訳するのでしょうか?

その点について店の人を諭して、ようやく「そりゃまずいな」という事に。

ネットの強制切断と強い口調で退去を促すと、ようやく基地外も去っていきました。

そしてパソコンの履歴を確認すると、出会い系サイトで「ご登録ありがとうございました」という表示と共に、基地外のものと思われるメールアドレスがしっかり残っていました。

いっそ晒してやろうか? と、ちょっと考えてみたり。

やんわりとではあっても、何回か注意されても知らん顔で又来るというのは、私には到底理解出来ません。

また、店舗様側にはもっと危機管理意識を持ってもらいたいものです。

ちなみに、中国漁船による海上保安庁船舶への衝突のいわゆる「尖閣諸島ビデオ」も、危機管理意識の低い家電量販店からYoutubeにアップロードしたならば、もしかしたら個人の特定もされなかったかもしれません。

<ケース2>

店のパソコンで幼女虐待と思われるサイトを表示させ、ジーッと眺めているお客様基地外が。

ケース1と違い、雰囲気や言動から見てリアルに基地外です。

他のお客様に不快な思いをさせる訳にもいきませんので、危機管理意識に問題のある店舗でも、即刻退去モードに入りました。

まず、パソコンコーナーの責任者が退去を促します。

しかし、耳が聞こえないのか全く反応がありません。

次に店長が退去を促しました。

この時点で、本当に耳が聞こえない事が判明。

仕方が無いので、今度は警備員を呼んで退去させようとしたら・・・

警備員の姿を見るや、一目散に店外へダッシュして逃げて行ってしまいました。

一体、何だったのか・・・

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ポケットティッシュで判る人間性

販促品のポケットティッシュを配るという光景は、回線販売に限らずいろんな商品・業種でも見かけますよね。

不思議な事に、手で渡そうとしてもお客様はなかなか受け取ってくれません。

「何か売りつけられるのではないか」という警戒心からでしょうか?

では、お客様の手のとりやすいところに「ご自由にお持ち下さい」状態で置いておけばどうでしょうか?

我々がそばにいればいるほど、あまり持って行ってはくれません。

逆に、ちょっと離れて柱の陰から(?)見る感じにしてみると、結構持っていってくれます。

普通に持っていくのは良いのですが、中には鷲掴みで持っていく人も。

そんな人を見かけたらすかさず「よろしければご案内致しましょうか?」などと声をかけて、相手の反応を見るのも実は密かな楽しみです。

慌てて1つだけにする人、何も持たずさっさと逃げてしまう人が大半です。

中には、ちゃんと「ちょっと必要なもので、これだけ頂いても良いですか?」と聞いてくる人もいます。かなり少数派ですが。

面白かったのは、私の方を見て「カッ! カッ! シャーッ!!」と、まるで動物が威嚇するようか感じでティッシュを目一杯持っていく人がいたことですね。

複数欲しかったら、素直に言えば良いのに(笑)

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色が違う!

たまたま照明コーナーの近くを歩いていれば、お客様から照明について呼ばれる事もあります。

今回の場合は蛍光灯をお求めのお客様でした。

ちなみに蛍光灯(3波長タイプ)は、光る色が大きく分けて次の3種類あります。

1.昼白色(自然な感じの白)

2.昼光色(少し青味がかった白)

3.電球色(文字通り、電球みたいに少し赤みを帯びた色)

もちろん色に限らず、直管か丸管か、直管の場合はラピッドスタート型か否か等を確認しながら商品のご案内をします。
間違いがあってはお客様に大変なご迷惑をお掛けする事になってしまいますし、私の場合は「店舗様」にもご迷惑をお掛けする訳にもいきませんので、慎重に確認しながらご案内をしました。

そのお客様が帰られて数時間後、再びご来店。

レジで「色が違っとるじゃないか! お前のところはどういう商売をしとるのか!!」と激怒。
机を足で蹴るなどしています。

販売したのは私ですから、まずは「大変申し訳ございません、ご案内した商品が間違っていたのでしょうか?」
と訊ねると、「あほんだら、全然色が違うじゃないか!」との事。

お客様は“昼白色”の蛍光灯をお求めでしたが、私の案内した商品を確認すると・・・やはり“昼白色”でした。
ケースと中身がいたずらなどで入れ替わっているという事もありません。

間違いなく、お客様のお求めの色の商品をお渡ししています。
メーカー間の違い、あるいは同じメーカーでもロットによる微妙な違いはあるかもしれませんが、「全然色が違う」訳ではありません。

しょうがないので、別の“昼白色”の商品をお渡しすると、なぜかそれで納得して帰っていきました。
返品された商品を確認してもやはり普通に“昼白色”で点灯しますし、クレームを付けて古い蛍光灯を紛れ込ませるという訳でもありません。

何が不満だったのか、そして別の商品の何が満足だったのか、未だに謎です。
店舗様側も事情を理解してくれ、もちろん私には何のお咎めも無しで済みましたけど。

案内しただけなのにのお客様もそうですが、はっきり言って私には到底理解出来ません。

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アダルトサイトによる被害

時々、「アダルトサイトを誤ってクリックしたら、『料金払え』という画面が出て来るようになってしまった。その画面がどうしても消えないので、何とかして欲しい」と、パソコンを持ち込まれるお客様がいらっしゃいます。

お預かりするパソコンの復旧作業は、もちろん我々回線販売スタッフではなく、店舗社員様の仕事です。

・・・が、パソコン専門店はともかく家電量販店の場合、それが出来る社員様が少なく、本来は“部外者”である私の出番となる事が結構多いですね。

まぁそれはそれとして。

傾向としては、比較的ご年配のお客様が多いように見受けられます。

その多くは、スケベ心でというよりは何らかのきっかけで偶発的にアダルトサイトに行ってしまって、訳も分からずクリックしたら大変な事になってしまったという感じです。
もちろん、中にはスケベ心あっての結果というお客様もいらっしゃるようですけれど。

根拠の無い推測ですが、スケベ心を出して被害にあったお客様の多くは、泣き寝入りするかそのままお金を払ってしまうので、結果的に店舗に持ち込まれる確率が少ないのではないでしょうか。

そうだとしても、被害に遭った際には恥ずかしがらずに店舗にお持ち頂きたいと思います。

店舗には当然の事ながら守秘義務※がありますし、奥様などご家族の方に下手に発覚するよりは、「パソコンの調子が悪くなったので、仕方なくメンテナンスに出した」とでも言えば、家庭内的にも丸く収まるのではないでしょうか。

※部外者の私が作業に携わる際には、個別にお客様の同意を得ています。

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飲みながら契約!

その日勤務していた家電量販店は、スーパーも併設の店舗です。

ある家族連れのお客様がいらっしゃり、光回線のお申し込みとなりました。

有難い事です。

契約手続きの間、奥様が「今のうちに買い物をして来るね」とおっしゃり、一人でスーパーへと向かわれました。

残るはご主人と10歳位の男の子です。

契約手続きを進めている時、ご主人が「あ、ママにビールも買っておくように言って来て」と、子供に伝言を託しました。

そして数分後。

走って戻ってきたその子は、「はい、ビール」と言って、一本の缶ビールをとんと机の上に置いたのです。

当たり前ですが、ご主人の言われたビールはご自宅で飲むためのものです。

子供の勘違いにご主人は顔を赤くして「アホかお前は!? 飲みながら契約する訳ないだろう!!」と一喝。

お客様には悪いのですが、妙にツボにはまってしまい、大爆笑をしてしまいました。

最近は子供のお使いと分かっていても、酒類は未成年に販売しません。

購入の際には必ずお母さんと一緒だった筈です。

子供はお母さんに「パパがビール買って来てって言ってたよ」というように伝えたのでしょう。

もちろん、常識的に「今、飲みながら契約する」とは考えません。・・・たぶん。

という事は、子供の勘違いに奥様もいたずら心で便乗した訳?

物陰からコソッと様子を見て、いたずらの成功にクスッと一人でほくそえんでいたとか。

それとも、本当に子供と同じ勘違いをして、飲みながら契約するとでも考えたのでしょうか?

どちらにしても、なかなか愉快な奥様ですね。

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訪問詐欺?

ある日、店舗の近所にお住まいのお客様が相談に来られました。

用件を箇条書きにすると、

・ADSL回線を使っていた。(以下、プロバイダを仮にA社とします。)

・光回線の訪問販売員が来て、「A社のプロバイダを変えずに、回線のみADSLから光に変更できる」と聞いたから、契約した。

・ところが、送られて来た書類を見たら、全然知らないところのプロバイダ(以下、B社)と契約させられていた。

・光回線自体は電話会社系とか電力会社系とかの一般的なものなので、そこは問題ない。

・訪問販売の会社(B社の代理店、C社)やB社に電話しても、全然繋がらない。

・A社のプロバイダをそのまま使い続けたいが、どうしたら良いか?

というものでした。

はっきり言ってしまえばN店にとって接点はどこにもなく、「筋違い」な内容でしかありません。

N店にて契約して頂いたのなら、良かったのですけどね。

そう思いつつ、好意的に解釈すればN店を頼りにしてお越し頂いている訳でもあり、そうそう追い返す訳にもいきません。

ちなみに光回線は私の扱う回線とは別の、ライバル会社の回線でした。

という事で、ライバル会社のスタッフが対応に当たるべきですが、諸事情によりN店にはいません。(私が撤退に追い込んだという話も・・・)

そこで、N店の店舗社員の方が対応する事になったのですが・・・

私も傍から見ていて、お客様が気の毒でなりません。

店舗社員の方を手伝う形で、何回かB社やC社に電話してみることにしました。

確かに、電話が繋がりません。

電話番号が書いてある書類を確認しても、ちゃんと営業時間内です。

その間、B社やC社の名前でググって見ると、出るわ出るわ、それはもうネガティブな評価が。

2ちゃんねるには、何と「被害者の会」というスレも見当たるくらいです。

お客様にそういった事情を説明し、それでも何回か電話し続けていたら、私が掛けたB社にようやく繋がりました。

店舗名と担当者名を名乗り、個人客相手ではなく会社対会社の話である事を何気に相手に伝えます。

細かい事を言えば、私はN店の社員ではありませんので、店舗名と担当者名を結びつけて名乗るのはおかしいのですが、まぁこの際は置いといて・・・

お客様はB社と契約を交わした覚えはない事と、契約の無効(B社にとっては解除?)の確認をしたい事をB社に伝えました。

本人確認のために最後にお客様に直接B社と話して頂きましたが、これで少なくとも、お客様に無用な金銭的被害を出さずに済む事ととなりました。

あとはA社との契約を、ADSL回線から光回線へコース変更するだけの単純な話ですから、そこから先は通常の流れで済みます。

あとは、ライバル会社の光回線契約の最低利用期間が過ぎたら、私の扱う光回線に乗り換えて頂く事をちょっと期待しています(笑)

B社の名前が気になる方は、タイトルのブックマークを参照して下さいね。

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水虫治療に赤外線?

お客様から質問の電話が掛かってきました。

「水虫治療に赤外線を照射する機械があったと思うんですけど、赤外線コタツで代用出来ますか?」と。

いや、もう突っ込みどころばかりです。

赤外線であっためてどーすんのさ? 殺菌効果のある紫外線ならともかく。

それ以前に、なぜ家電量販店に聞くの? 医療機器メーカーとか医療機関に聞くのが普通でしょ。

この件も↑訪問詐欺?と同様に筋違いな内容ではあるのですが、これも好意的に解釈して一応「調べた上で折り返しご連絡致します」という事に。

取引先の医療機器メーカーに電話で聞いてみたところ、やはり赤外線ではなく、紫外線を使うものならあるという回答が。

また、現在は薬を使った治療が主流なのだとか。

いずれにしても、その医療機器は家電量販店では取り扱いの不可能なものらしく、店舗ではとうする事も出来ませんでしたが。

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使えないキ○タク

某F社のパソコン、2010年8月現在では、少し前まで通称“キム○ク”というアイドルがイメージキャラクターを務めていましたが、最近になって“唐○寿明”と共に“柴咲○ウ”というアイドルに変わりました。

せっかく起用したイメージキャラクターですから、F社としては最大限活用したいのはごく当然の事です。
(そのために契約金を支払っているのですから)

でも、キム○クの場合、例えばF社パソコンの壁紙にする事さえ所属事務所から禁止されていたそうです。

F社のパソコンのCMを作る時でも、肝心のクライアント企業であるF社の意向は殆ど反映されず、大手広告代理店の便通(仮称)が主導権を握ってキム○ク所属事務所と打ち合わせをしながらCMを作成すると言った調子だったようです。

F社にとってみれば使い勝手の悪い事この上なく、かなり不評だったようです。
(不評の対象はあくまでもアイドル本人ではなく、その契約内容やキ○タク側の事務所の意向についてです)

そして今回の柴咲コ○さんと唐沢寿○さんですが、例えば壁紙に設定してはならないなどという縛りはないそうです。

肝心のクライアント企業であるF社からみると、かなりイメージキャラクターとしての使い勝手も向上したのだそです。

ちなみにこの話は単なるネタとしての裏話であって、オチはありません。あしからず。

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ネット通販

若い女性のお客様が、ある商品をじーっと眺めておいでです。

しばらくそのままにしておきましたが、機会をみて「何かお探しの商品がございましたら、ご案内いたします」と声を掛けてみました。

すると、「何でこのお店はこんなに高いのですか?」という質問が。

似たような型番でランクの異なる商品を他店で見て来られたとか、まぁよくある話です。

その可能性を考えながら、「恐れ入ります。よろしければ、どの商品がどこでいくらで販売されていたのか、教えて頂けないででしょうか?」と訊ねたところ、おもむろに携帯電話を取り出しました。

通常、どこの店舗でも店内撮影禁止です。

この時点で要注意人物指定です。

ところがこのお客様、私に見せた画面は何と、ネット通販で売られている同じ商品の、中古品の販売価格でした。

「お客様、頭、大丈夫ですか?」と言いたいのをこらえ、「当店で取り扱っている商品は新品であり、中古品ではありません。当然、値段も違います。その値段がお望みなら、どうぞそのネット通販でお求め下さい」と言って、とっととお引取り頂きました。

こうして文章にすると、お客様は通販サイトで“中古”の文字をたまたま見落としていただけではないのか?という疑問が出てきそうですが、お客様の態度や雰囲気などから、そうではないと判ります。

若いとはいえ二十歳を過ぎて、中古と新品の価格は違って当然という事を知らないのはどういう家庭環境で育ったのでしょうか?

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カメラはありますか?

20歳前後の女性のお客様から、「カメラはありますか?」と聞かれました。

普通にデジカメコーナーへご案内したところ、お客様が「いえ、そうではなくカメラです」と、少し困ったような顔をしています。

「失礼しました。お探しなのは一眼レフのカメラでしょうか?それとも昔ながらの銀塩写真のカメラでしょうか?」

と尋ねてみたのですが、お客様は「あの・・・だから、カメラなんです。私の探しているのは」

??? お客様のご要望がさっぱり理解できません。

「申し訳ございませんが、当店でご案内できるのはデジタルのコンパクトカメラか一眼のカメラのみとなります。銀塩写真のカメラは取り扱っていないのですが・・・」

と、再度ご案内したところ、一層困惑気味に「だから、カメラを探しているんです」と、同じ事を繰り返されます。

ますますお客様のご要望が解りません。

「ちなみに、メーカー名や型番などはお分かりですか?」

と聞いたところ、

「メーカーはキングジムだったと思います」

!!!

それって、「カメラ」じゃなくって「ポメラ」じゃん(笑)

※ポメラ:キーボード入力できるデジタルメモ帳

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案内しただけなのに

店の入り口付近を通りかかっていると、たまたまお客様から、

「ICレコーダの売り場はどこ?」とご質問がありました。

割と横柄な態度のお客様です。

ちょっとだけ危険信号ですが、この段階では私は何もする事が出来ません。

「ICレコーダですね、ご案内します。こちらへどうぞ。」と普通にご案内。

売り場に到着し、「こちらの列がICレコーダのコーナーでございます。」とご案内。

すると、いきなり烈火のごとくお客様がお怒り。

「お前は人をバカにしているのか! ここがICレコーダ売り場って事くらい、見れば分かるじゃないか!」 

は? いや、もう何をおっしゃりたいのか・・・全く分かりません。

探しても分からなかったから、あるいは探すのが面倒だったから私に案内を求めたんでしょ?

と、本当に反論する訳にもいかず、

「あの、お客様のご要望通り売り場をご案内致しましたが、何か不行き届きな点がございましたでしょうか?」と、あくまでも下手に出ました。

するとお客様はさらにヒートアップ。

「こんな店員がいるからロクな店にはならないんだ! 店長を呼べ! 今すぐにだ!」

店長に代わってもらってもいいのですが、こんなバカな簡単に鎮圧可能なお客様の対応を、わざわざ店長のお手を煩わせるわけにもいきません。

普段懇意にさせて頂いている店舗社員様に、半ば押しつける形でバトンタッチ。

しばらくして店舗社員様が、「とりあえず『お客様が怒っておけ』と言うから、(私に)怒られるフリをして」と言うので、形の上で頭を下げ、本件は一件落着となりました。

いやぁ、さすがに店舗社員様も解っていらっしゃる。

その後、店舗社員様とは「単に『店長を呼べ』とか言って、何でもいいから怒りたかっただけじゃないの?」という事で見解が一致。

よっぽど普段の生活が満たされていないのでしょうね。可哀想に。

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恐喝?

お店では、例えば通常価格49,800円で売っている品物を、特価で「在庫一掃セール ○月△日まで39,800円」というプライスカードをペタッと通常価格のプライスシートの上に貼り付けてある事ってありますよね?

その特価のプライスカードが、通路に落ちていたのです。

まぁそれは時々ある話として。

そのカードの裏にはボールペンで一言、「恐喝ダメっす」というメモが。

いや、確かにその通りなのですが、わざわざメモするまでもなく恐喝はダメでしょうに(^^;

一体誰が、何の目的で「恐喝ダメっす」と書いたのかは、未だに謎です。

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壮大な写真

デジカメコーナーにいるお客様に声かけしました。

するとお客様は

「ぼ、僕は・・・宇宙開闢(かいびゃく)以来の写真を撮りたいんですっ」

は? 宇宙開闢以来の写真?

約130億光年彼方の銀河でも撮影するのでしょうか?

いずれにせよ、ハッブル宇宙望遠鏡などが必要となりますが、デジカメ一つでどうするつもりなのでしょう?

後で判明したことですが、”関わらない方が良い”お客様だったそうです。

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日蝕

本日、40数年ぶりに日本列島でも本格的な日蝕が観測できるって事で、にわかに観測ブームが起きました。

まぁそれはそれで良いのですが。(全国的に、天候に恵まれなかったケースが多いようでした)

数日前からなぜか「日蝕観測用の眼鏡を下さい」というお客様が後を絶ちません。

家電量販店に、なぜそんなものを売っていると思っているのでしょうか?

取り扱いがない旨告げると、中には「じゃ、濃いめの下敷きでもいいから売っていませんか?」というお客様も。

だから、ここは「家電量販店」ですってば(笑)

眼鏡屋さんでも文房具屋さんでもありませんって。

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そう来たか

「薄型液晶テレビのD端子に繋ぐケーブルはありませんか?」

と、お客様。

家電量販店ですから、もちろんありますとも。

「接続先の機器も、D端子を備えていますね?」

一応、確認。

「はい、D端子を持っています」

という事で、至極当然の結果として、映像機器フロアのケーブルコーナーへご案内。

「こちらがD端子のケーブルでございます。何メートルの長さが必要でしょうか?」

「・・・いや、これじゃないな」

お客様は、どうやらケーブルを見て何か違うと感じている様子。

「D端子ですよね?」

「D端子です」

「HDMIとかS端子とか、他の規格のケーブルではございませんか?」

「いや、確かにD端子だけど」

「D端子はD1からD5まで規格がございますが、ケーブルはこの1種類のみです」

そう説明しても、お客様の表情は「これじゃない」と訴えている様子。

「お客様、ところで接続先の機器は何ですか?」

「FAX電話だけど」

「?????・・・・・!!」

確かに、最近のテレビには電話を繋ぐ端子があります。

「それでは、お客様のお探しのケーブルはD端子ケーブルではなく電話線でよろしいですね?」

「電話線の端子をD端子と言うんじゃないのか?」

「えっ?」

「だから、Denwa端子の頭文字でD端子だろ?」

なるほど、そう来たか(笑)

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聞き違い

パソコン売り場で、お客様から「ラヴィはありますか?」と聞かれました。

NECノートパソコンのコーナーへお連れし、「こちらに並んでいる機種がそうです」とご案内。

お客様の様子を伺うと、何かしら絶句したように固まっています。

しばらく沈黙の後、お客様がはたと何かに思い当たったようで、「私が探しているのは車に取り付けるナビです」と。

パーに開いた左手にグーの右手をポンと叩きつけ、お客様のご要望をようやく理解した私。

お客様と一緒にその場で大爆笑。

パソコンコーナーで「カーナビ」と言わず単に「ナビ」って言ったら、喧騒のせいも手伝って「ラヴィ」って聞こえますって(^^;

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方向音痴

店頭にいると、道を聞かれることもたまにあります。
先日も道を聞かれたのですが・・・

お客様「○○インターはどう行けば良いですか?」
HIDE「この先に名古屋高速の入り口がありますから、あとは標識に従って走れば大丈夫ですよ」
お客様「いや、高速乗ったんだけどわからなくなっちゃって、戻って来ちゃったんです」

首都高程度の複雑さなら迷うこともあるでしょうけれど、名古屋高速はまだ数本しか路線がありませんし、お客様の目的地までは基本的に一本道です。
一本道で道に迷うって、一体何をどうしたら迷えるのでしょう?

仕方が無いので一般道で行く方法をご案内しましたが、その一般道でさえ幹線道路をただひたすらまっすぐ走れば目的地です。
一本道を迷うような不思議な能力をお持ちのお客様は、果たして無事にたどり着けたのでしょうか?

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密かな楽しみ

商品をご購入頂いたお客様に、連絡先を伺うことがあります。(後日配達など)
連絡先がお客様以外の場合(ご家族の方など)も結構あるのですが、その場合は必ずお客様との続柄をメモに記述します。

・・・で、その時に「御主人様」と書くのが最近の密かな楽しみですね。
そいえばこの間は「お姉様」という記載もしました。

でも、「メイドさん」とか「妹様」とかはまだ書いた事がありません。
いつかは書いてみたいものです。

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仮面ニート

4月に入って、私の勤務する店にもいろいろと新人が入ってきました。

新人だから商品知識や接客技術がゼロなのは仕方の無いことですし、私自身も新人時代はもちろんそうでした。
しかし、勤務意欲の無い人が入ってきた時には、戦力にならないどころか、ものすごいマイナスになってしまいます。

今まで見てきた例では・・・

・そもそも職場に来ない(無断欠勤)
 もう論外です。
 同じ日本人にこのような事をする人がいるとは思いたくありません。
 もう一度人生をやり直すか、どこか無断欠勤が許される国にでも出て行ってください。

・無断遅刻
 これも論外ですね。
 体調不良や交通機関の影響など、止むを得ず遅刻する事は有り得る事です。
 職場や関係者に連絡を取るくらいの事は、出来て当たり前です。

・接客可能な身だしなみをしていない
 開発部門や接客を伴わない仕事なら問題とはならないでしょうけれど、我々の仕事のスタイルは「店頭での接客」です。
 長髪ボサボサ、無精ひげも伸びている状態で、一体どういう仕事をするつもりで出勤してきたのでしょうか?
 もちろん、身だしなみを整えるまで勤務には就かせませんでしたが。

・逆切れ
 新人なのだから、商品知識が無いのは自然なことです。
 だから、覚えてもらわないといけないのも当然です。
 先日、一つのことを覚えたら別の事を覚えてもらうように言うと、逆切れされました。
 しかも具体的な論拠を伴う反論ではなく、感情的(面倒くさいなど幼稚な)反論に過ぎません。
 一体、彼はいつ仕事を覚えるつもりなのでしょうか?

これに加え、下の接客メモのような例もあります。
世界的にも勤勉といわれている日本人の平均からすれば、私は自他共に認める相当なスチャラカ社員です。
しかし、基本を弁えた上でスチャラカをやっている訳で、無断欠勤等の例とスチャラカとは、根本的な次元が違います。

そういえば、「バイト気分で」という言葉を耳にします。
上司や先輩社員が、部下や後輩社員を叱責する時に「バイト気分で仕事をしてもらっては困る」というような使われ方をします。

私は逆にその人たちに問いたいですね。
「あなたはアルバイトをしている(していた)時、あなた方の言うところの『バイト気分』で仕事をしていたのですか」と。

アルバイトであっても正社員であっても、誠実に仕事をこなさなければならない事に変わりは無いと思うのです。
本人の向き・不向きや能力によって、結果的に良い成果を挙げられたりそうでなかったりする事はありますが、それはあくまでも結果論であって、私が問題にしているのは勤務態度や勤労意欲の点についてです。

現に私はファミレス等でアルバイトをしていた時でも、一度たりとも遅刻や欠勤をしたことがないのは当然の事、勤務中も正社員と同じ心積もりで仕事をしていました。
もちろんスチャラカなバイト要員ではありましたが(笑)

話を元に戻しますが、勤務意欲の無い人はニートでもやっていればいいものを(いや、社会的には良く無いが)、わざわざ私の職場に来て欲しくはないですね。
仮面浪人という言葉がありますが、さしずめ彼らは仮面ニートと言ったところでしょうか。

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接客メモ

店内では、あるフォーマットの接客メモを使います。
全員が使えるよう棚に置いてあり、残りが少なくなったら気付いた人が原紙からコピーして補充しておきます。

ある日、新人(とは言っても40歳代で社会人経験は長い)のスタッフが「接客メモが少なくなっている」事を私に報告してきました。
原紙のありかを教えて適当な枚数をコピーするように言い、普通はそれで事が終わります。あくまでも普通は。

その日の午後、別のスタッフが「接客メモが見当たらない!」と騒ぎはじめました。
「あれ?新人スタッフにコピーしておくように言ってまだ半日も経っていないのに、そんなはずは無いんだが・・・」と思いつつ、棚を見ると確かにありません。

とりあえず臨時に原紙からコピーしようとしても、その原紙すら見当たりません。
もちろん新人スタッフに、原紙とコピーしたメモ用紙はどうしたのかを尋ねてみました。

すると彼は「自分の分だけコピーして原紙と共にそのまま持ち歩いている」との事。
新卒ならまだしも、新人とはいえ一体何年社会人をやっている?

使ったものは元に戻すという基本的な事も出来ていないし、自分専用の棚じゃないんだから、メモ用紙がなくなったら全員が困る事くらい容易に想像出来るだろうに。

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フィルム

店頭に立っていると、老婆・・・というか、それよりは少し若い初老の女性のお客様が私にご質問なさいました。

「写真機のフィルムはどこに売っていますか?」

「写真機のフィルムでございますね? 大変申し訳ございません、当店ではフィルムを取り扱っておりませんので、あちら(少し離れたところにある店を指して)にございます写真専門店でお求め頂けます」

「あ、そう? これなんだけどね」
と言って、やおら鞄の中から写真機(と思われる物体)を取り出そうとするお客様。

「人の話聞けー! 取り扱ってないって言うとるだろーが!!」(心の叫び)

そう思いつつも、平静を装って対応を続ける私。
お客様が取り出したのは、何と携帯電話。

そしてメモリカードのスロットを私に見せて、
「ここに入れるフィルムなんだけどね、娘から『電器店で売っているから買って来て』って頼まれて」

・・・まぁ何だ、私の負けですよ、はい。
用語的にはお客様の方が間違っているには違いありませんが、よく確認しなかった私が悪いと言わざるを得ません。

でも、いや、だからこそ楽しいですね、接客業って(^^)

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外国語

はっきりいって、私は日本語しか話せません。
英語の成績も悪かった(中学1年時は5段階評価中5だったんだけどね)ですし、第二外国語なんてとうの昔に忘れてしまいました。

それはそれとして。

ある日店頭で後輩が私のところに助けを求めて来ました。
外国人なので言っていることが分からないから助けてくれと。

後輩の手前、逃げるわけにはいきません。
確認すると、どうやら外国と言っても中国から来られたお客様のようです。

私は後輩に、「落ち着け、話が出来なかったら筆談すればいいじゃないか。漢字が通じるんだし」
そう言って、早速筆談開始。

結果として、難なく意思疎通は出来ました。漢字文化って素晴らしいですね。
古代の日本に文字(漢字)を教えて頂いた中国の方々に感謝です。

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脳内亭主?

店頭販売応援では当たり前の事ですが、実に数多くのお客様とお話しをさせて頂きます。
・・・で、何人か連続で中年〜初老の男性の接客を終えて暫くして、中年と初老の中間位の女性のお客様が私に話しかけてきました。

「あなた、さっき主人と話しをしていたでしょ? どっちへ行ったか判りませんか?」

はっきり言って、「さっき」対応したお客様の中で、どなたの事を仰っているのかさっぱり判りません。
とりあえず、「お客様のご主人様かどうか判りませんが、私が最後に対応させて頂いたお客様なら店の外へ行かれましたよ」
とご案内。
※実は、ご主人の背格好などを確認した上でご案内すべきでした。

それを聞いてお客様は、店の外に出られて辺りをキョロキョロと探されました。
でも見つからなかったのか、携帯電話を取り出して電話をかけ始めます。

店舗内からは電話の内容は全く聞こえませんでしたが、どうやらご主人様と通じたようです。
電話を終えて再び店に入って来るなり私を見て、

「主人は○○店(私の勤務する店)が好きで好きでね、今はテレビコーナーにいるって。ありがとうね」

と仰って頂きました。
何と礼儀正しいお客様なのでしょう。

「いいえ、どういたしまして」

と愛想良く答えたその次の瞬間、私はすごく不審に思いました。
そういえばテレビコーナーって、さっきからずっと
誰もいない事を知っていたからです。

しばらくして、お客様がテレビコーナーから戻ってこられました。
さも楽しそうに「ご主人」と話しながら。

但し、誰の目にも「ご主人」と思しき人は見当たりません。
どう考えても独り言です

まぁ、世の中には亭主に大切にされない奥さまもいらっしゃると思いますし、それよりはマシかと(^^;

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偽者

私は現在「販売応援」という立場ですから、店頭に於いては自社の製品やサービスをお勧めする立場にあります。
基本的にはそうなのですが、付属的な製品・サービスはいわゆる「大人の事情」というヤツで、自社系列ではないものをお勧めする事もあります。
もちろん、自社側の了承も得ている・・・どころか、自社側の方針でもあるのですが。

そしてあるお客様に、その方針に則って自社製品・サービスと他社製品・サービスを組み合わせて提案したところ、
「○○社の人なら必ず○○社の製品・サービスで固めた提案をする筈だ。さてはお前、偽者だな!」と仰って、いきなり帰られてしまいました(笑)

偽者って・・・(^^;
自社(つまり○○社)にも得手不得手があって、お客様の為を思っての方針なのですが。

今まで数知れない多くのお客様とお話しをさせて頂きましたが、このような理解をされるお客様は初めてでしたね。
私の説明が下手だったのかもしれませんが、そのような解釈をなさっては自らの選択肢を狭めていませんか?

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印字見本

12月はプリンタが最も売れる季節です。
私の職場(店頭)にも、プリンタと共に年賀状の印字見本が置いてあります。

あくまでも店頭での印字見本ですから、その通りの書式(フォーマット)や図柄がプリンタの添付品やメーカーサイトで入手出来る訳ではありません。
商品をご購入の際、特に印字見本を参考にされたお客様には、徹頭徹尾「書式(フォーマット)や図柄は付属していません」と念を押してお客様にご説明します。
そうでないと、ご購入頂いた後に「店頭での見本と同様の印字結果が得られると思って購入した」というクレームが来る事があるからです。

そして私はいつも通りプリンタを一台販売しました。
印字見本を参考にされたお客様でしたので、
何回も「店頭での印字見本や図柄は付属していません」と念を押しました

・・・・・で、ご購入頂いた翌日、早速店舗に電話が掛かってきました。

販売員が店頭で使っていた図柄は製品の中のどこにあるのか?」と。
お客様の説明内容から、確かに私が対応したお客様です。

電話対応者が当日の私の対応を見ていたので、私に電話を替わることなく撃退お客様に納得頂く説明をしてくれましたが。
(後からこういう電話があったと報告があって、そこで初めて私の知るところとなりました)

私に説明ミスがあった場合は非を認めますが、くどいぐらいに説明した内容に対し、真逆の事を言われても対処しようがありませんってば。

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PLC

いよいよPLC機器が発売されました。
これはLAN構築の際、有線LANか無線LANの二者択一だった状況に、第三の選択肢となるものです。

でもお客様の中には、PLCを使えばプロバイダや回線業者などと契約しなくても、コンセントにつなぐだけでインターネットが使えるようになると誤解されていらっしゃる方が多いですね。
やがてはそう言った誤解も解けていくのでしょうけれど、発売されたばかりの頃はしょうがない事と思います。
・・・が、店員の中にもそういった勘違いをしている人も多くて(笑)

昨日、PLC機器が入荷したので棚に並べていると、ある店員が私に尋ねてきました。
「これを(お客様が)使われたら、プロバイダ契約とかしなくていいんでしょ。うちらの仕事がなくなるんじゃないか?」

新人店員ならまだしも、私よりずっと先任の店員(しかもブロードバンド担当者)の言う台詞とは思えません。
もちろん最初から教えてあげましたが、この業界にいるのなら少しは勉強して下さいね、先輩。

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絵に描いた餅

パソコンの販売に於いては、光ブロードバンド回線の販売も取扱商品の一つである事は金銭感覚で述べたとおりです。
今回はお客様とパソコンの商談ではなく、光ブロードバンド回線単体の商談となりました。

聞くところによりますと、お客様宅の通信回線はずいぶん重複した(お客様に対しては、決して「無駄な」という表現は使いませんが、同じ意味です)状況でした。
新たにブロードバンド回線にご契約頂いた上で重複した部分をご解約頂く事で、年間5万円以上の節約になる事が判明したのです。
(年間数千円から2〜3万円程度の節約になる事が多い中、5万円以上の節約が可能となる事は珍しいです)

もちろん、パソコンのみならず光ブロードバンド回線の契約でも私の営業成績になります。(私の成績もさることながら、私は常に本心からお客様の為を思って提案しています)
「これはいける!」と思って私は夢中になってお客様にあれこれ説明し、ついにはお客様も年間5万円以上の節約ならと喜んで「契約します」とおっしゃって頂けました。

・・・・・・・・・・のはいいのですが、ここで私は一つの忘れ物に気が付きました。
2006年12月現在、光ブロードバンド回線は主に都市部を中心に提供エリアが限られているという事に。

お客様のご住所をお伺いすると、〜群〜大字〜字〜との事。
うわー、最初に住所確認しておけばよかった(滝汗)

決して田舎をバカにする訳ではありませんが、大字とか字の付く地名は光回線の未提供地域である可能性が極めて高いのです。
年間5万円以上の節約が可能と私が言い、しかもお客様は「申し込みます」と言われた段階で、お客様はその5万円を元にウキウキ状態で胸算用をしておいでです。

お客様のお住まいが光ブロードバンド回線の提供エリア外だったらどうしよう?
ってか、
99%以上の確率で〜群〜大字〜字〜って、エリア外だよな〜。

もしかしてお客様の逆鱗に触れて私はクビ゙かも。
そう思いながら、祈るような気持ちでエリア確認を実施。(結果は下の方で)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果、私の予想・・・というか、多くの事例に反して幸いにも提供エリア内でした。
私は冷や汗を隠しながら満面の笑みを浮かべてその後のお申し込み手続きをご案内致しましたよ、ええ。
何はともあれ、お客様のお役に立てて本当に良かったです。

中には「店員や営業マンは必ず客を騙そうとしている」とおっしゃって、一言たりとも聞く耳を持たないお客様がいらっしゃいます。
そのお考えや価値観を否定する訳ではありませんが、私のように本心からお客様の為を思ってあれこれとご提案する人物もいるのだという事は、是非ともご理解頂きたいと思います。

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金銭感覚

最近はお客様にパソコンをご購入いただく際、セットで光ブロードバンド回線に加入して頂くと、いくらか値引きするサービスを行っている店があります。
実際、私の勤務する店のいくつかは、そのようなサービスを行っています。

確かにダイヤルアップやCATVよりも光などのブロードバンド回線にした方が、年間数千円から1万円以上通信費を節約出来る場合があります。
短期的にはパソコンの値引きという形でお客様のメリットがあり、長期的にも家計内の通信費削減というメリットがあることから、私は自分の営業成績もさることながら本心からお客様の為を思ってお勧めしています。

もちろん光ブロードバンド回線にするデメリットが全く無い訳でもありません。
光ファイバー引き込みの工事が必要となる事や、番号ポータビリティ代が一時的にせよ発生するからです。

ところで私は元来営業職ではなく技術職という事もあり、メリットだけを話してデメリットを話さないような営業スタイルは嫌いです。
お客様にはメリット・デメリットの双方をきっちり話して、ちゃんとご納得頂いた上でご購入・ご契約をお決め頂きたいと考えています。

・・・で、ここからが本題。

いつものように、メリット・デメリットをきっちりご説明させて頂きました。
お客様は40歳代と思われる主婦です。

私の提案は、試算で年間約2万4千円の通信費を節約出来るというものでした。(デメリット分の差し引きももちろん考慮済)
他にはデメリットらしいデメリットも特には見当たりません。

ところが、お客様は私の説明した内容を全てご理解頂いた上で、それを拒否なさいました。
デメリット部分を理由に私の提案を退けるなら、それもまた良いでしょう。
強制的にお勧めできるわけでもありませんし、私の営業トークが下手だったという事もあるかもしれません。

でも、今回のお客様が私の提案を却下した理由はただ一つ。
デメリットが殆ど無いのはいいけれど、たかだか年間2万4千円の節約なんて一体何の意味があるの?
気のせいか、「そんなはした金を気にして働いているなんて、惨めね」と言わんばかりの表情です。

人を見かけで判断するのは危険ですが、平日昼間でもありましたし、お客様は専業主婦に見受けられました。(派手ではないけれど、それなりに裕福そうな格好でした)
って事は、家事や育児などの仕事(それは立派な仕事だと私は考えています)もあるでしょうけれど、金銭的には御主人の収入で暮らしている訳でしょ。
(違っていたら済みません)

人のお金を無駄遣い・・・は言い過ぎですね、もっと節約可能であるにもかかわらず、故意に節約せず放置しても平気っていうのでは、一部の腐った公務員と同じじゃないですか。
私には万単位のお金の節約はとても貴重なものに思えるのですが、どうも感覚が違うようです。

お客様、一度貧乏生活を体験されてはいかがでしょうか。その上で再度私の提案をご検討頂きたく存じます」

もちろん言いはしませんでしたが、是非とも言ってみたかった言葉ですね。

実は私も16年以上勤めた会社を退職するまでは、この奥様と似たような金銭感覚だった事は否定しません。
逆に言えば今、お金がどれだけ貴重なものか退職前の私よりは身にしみて解っているつもりです。

お客様が貧乏な境遇にならないよう願うと共に、お金の大切さも少しはご理解頂きたいのと、私は本心からお客様の為を思って進言しているのだという事をご理解頂きたかったですね。

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天敵

どうも私には、天敵というか商売敵がいるようです。
商談がうまくまとまり掛けた時に限って、邪魔する“ヤツ”がいるのです。

こないだもその“ヤツ”にやられました。
小さいお子様連れのご夫婦と商談し、ご主人も奥様もだんだん乗り気になってきた時の事です。

さぁ、最後の一押しって時に、“ヤツ”が現れたのです。
・・・・・いや、“ヤツ”は正確には最初からそこに居たのですが。

“ヤツ”とは何か?
ライバル商品でもなければ、ライバルメーカーでもありません。

“ヤツ”の正体、それはクソガキ小さなお子様です。
両親の関心が自分にではなく私や商品に向けられた事に不安を感じたのか、突然泣きわめいて手が付けられなくなるのです。

商談のリズムを一旦崩されると、なかなか元には戻せません。(私の力量不足もあるのでしょうけれど)
ハッと我に返ったかのように、殆どの場合は「子供がぐずっているので、検討してまた来ます」と言って帰られてしまいます。
何だかもうクソガキ小さなお子様に対して、殺意さえ感じますね。(むろん、冗談です)

中には後日律儀に戻って来て下さって、私を指名して頂いた上でご購入頂く場合もあります。
本当に有り難い事だと思います。

子供が生まれたら、せめて小学生か中学生になるまで、無料で親の代わりに育ててくれるような福祉施設は無いものででしょうか。
そうすれば養育費もその分掛かりませんし、少子化の歯止めにもなると思うのですが・・・(極端な意見であることは百も承知です)

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テレビ機能付きパソコン

最近のパソコンはテレビチューナが付いたものが多くなってきましたね。
中にはパソコン機能の方がオマケかと思えるものもあるくらいです。
パソコンとテレビとどっちを主体的に使うか迷うお客様も結構いらっしゃいますし、どっちがメインの設計かと聞いてくる方もいらっしゃいます。

で、今回も初老の男性のお客様でした。

お客様「ほほう、これじゃもうテレビかパソコンか分からんな」

HIDE「ええ、皆様よくそうおっしゃいます」

客「これはどこまでがテレビなんだ?」

なんのこっちゃ。

H「どこまでという明確な区切りはございません。両方の機能をお使い頂けます」

客「どこかに区切りはあるだろう? あ、そうか。(キーボードのテンキー部分を指さして)この部分がテレビで残りがパソコンだな」

操作の事をお尋ねなのかと思って

H「この部分(テンキー)を操作してテレビのチャンネルを変える事も可能ですが、リモコンも付いていますよ」

と無難に答えると、

客「そうじゃなくてな、この部分(テンキー)にテレビが入ってて、こっち(キーボードの残りの部分)にパソコンが入ってるんだろ?」

そう来たか(笑)

お客様の勘違いというのは、時として私に新鮮な驚きを与えてくれます。
もちろんバカにしたりするつもりはありませんし、最後まで丁寧に説明してご納得頂きました。

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DVDが観られない

店頭に立っていると、初老のお客様が「パソコンの事でちょっと聞きたいんだけど」と声を掛けてこられました。
「実はな、今使っているパソコンでDVDが観られなくて、ちょっと見て欲しいんだわ」

と、鞄からノートパソコンを取り出し、お客様が自らOSを起動し、DVDプレイヤーソフトを起動します。
そして、観たいとおっしゃるDVDメディアを私に見せながら、「ほら、観られないだろう?」と。

・・・えっと。

・・・あの?

・・・何かのジョーク?

もちろんお客様は真剣そのものです。

HIDE「かしこまりました。では、このDVDを正常に観られるか今から確認してみましょう」

そう言って何事もなかったかのように平静を装い、お客様から預ったDVDをドライブにセットして再生ボタンをクリックしてみせました。
もちろん正常に動作します。

お客様「DVDは持っている(所有している)だけじゃ再生出来ないのか、知らなかった〜。いや、勉強になりました」
とおっしゃって頂き、無事、円満解決。

そのお客様はDVDメディアをドライブへセットする事も取り出す事もご経験がなく、初老でもありますし、勘違いも含めてそう言う事もあり得るでしょう。
ところが、私を驚愕させるお客様の一言が。

お客様「実は私はプログラマーでな、C++とかjavaとかも組めるんだよ

これももちろん、お客様は真剣そのものです。
ちょっと世の中が信じられなくなりました。

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